2005/07/21
梅雨も明けて、夏がやってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
夏が来ると様々な思い出がよみがえる、袋小路ッ鞠でございます。
昔、ワタクシが幼少のころ、古い木造家屋に住んでおりました。
隙間風が入るような家でしたわ。
ワタクシが中学校の頃の夏休み、11時ごろベットに入って寝ようとすると、おかしなことが起こり始めましたの。
ベットの左側は押入れで、その中から変な音が聞こえてくるではありませんか。
その頃、ネコを飼っていたので、ネコの仕業かと思ってネコを探すも、押入れにはいないのです。
おかしいなーと思いつつ、また寝ようとすると・・・・・
はぁはぁ はぁはぁ
なにやら、また聞こえてくるのですわ。
どう考えても、動物の息遣いのようにしか、聞こえませぬ。
早い息遣い、人間の呼吸よりも早い感じでしたわ。
だから、ネコかと思ったのです。
それから、毎日その息遣いは寝ようとすると、聞こえます。
怖さのあまり、誰にも言えず、ひたすらモンモンと恐怖と戦っておりました。
ある日、思い立って、塩をその押入れの下に、撒いてみましたの。
・・・・・。
その日を境に、その息遣いは聞こえなくなりましたわ。
ワタクシが、見えざるものと遭遇した、初めての体験でございました。
今はその家は改装したので、問題の押入れはなくなってしまいましたが。
でも、その後またおかしな現象が起こるのでございます・・・・。